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クラブ風営法について

05.28.2013, ニュース, by .

あさなまです。以前から気になっていたのですが、昨日ニュースを見て思ったことがありました。

 

六本木のクラブ、風営法違反でガサ入れ

警視庁生活安全特別捜査隊は2013年5月26日、東京・六本木のクラブ「ヴァニティ レストラン トウキョウ」の経営者の男性3人を風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕した。同日午前2時ごろに、無許可で店内で客にダンスをさせ、酒などを提供した疑い。
店内で踊る場所を提供する「ナイトクラブ」は風営法に基づき、各都道府県の公安委員会の許可があれば午前1時まで営業できるが、同店は時間制限のない「飲食店」として登録し、朝5時まで営業を続けていた。
「ヴァニティ」は約800人の収容が可能な都内最大規模のクラブ。

(J-CASTニュース)

http://www.j-cast.com/2013/05/27175921.html

 

わたしも一応DJやってます。月に2~3回のストリーミングライブと年1~2回知り合いのイベントに参加する程度です(オファーいただければやらせていただきます)。そのため、この問題は前々から気になっていたのですが、先週末の摘発を見て思ったことがいくつか有りました。

 

クラブの深夜営業は黙認かも?

「風俗営業適正化法」(風営法)の規制対象からダンスを外すことを求める声が高まるなか、「社交ダンス」がヤリ玉にあがっている。

   2012年11月21日に警察庁が新たに示した見解によれば、ダンスとは「あくまで男女がペアになって踊ること」(ペアダンス)。それが規制対象の前提となっている、としたからだ。

(J-CASTニュース)

http://www.j-cast.com/2012/12/09157153.html

法律上は違法でも、毎週夜明けまで営業しているクラブは多数あります。本気で違法行為の摘発をするのなら毎週のように警察のガサ入れが行われても不思議ではないのに、たまにしか行われません。もしかして警察は深夜営業に気がついていないのでしょうか。そんな訳はなく、都内新木場のクラブなどでは車でやってくる来場者の職務質問などが頻繁に行われています。

 

法改正を求める声が多数

「クラブ」などのダンス営業を風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の対象から削除するように求めて、市民団体が集めた署名15万5,879人分が5月17日国会に提出される。ダンス営業が風営法の対象となっており、警察が各地でクラブ経営者の摘発に乗り出したため、クラブ業界やダンス愛好者、音楽家らが「ダンス規制は時代に合わない」と規制見直しを求めたものだ。同日には東京で提出集会が予定されている。

 DJの流す音楽に合わせてダンスを楽しむ店「クラブ」。2010年、クラブ界に激震が走った。大阪のクラブが警察に摘発され、クラブ経営者が逮捕される事件が起きた。騒音やゴミの散乱など住民からの苦情により警察が動き、クラブを無許可営業容疑で摘発したのだ。現法律では、クラブ営業には許可が必要で、許可なく客を踊らせた場合は風営法違反となる。

(ネットアイビーニュース)

http://www.data-max.co.jp/2013/05/16/15_131540_dm1545_1.html

 

わたしも違法状態のクラブに頻繁に行くのは気が引けます。楽しんでいるところを止められたら溜まったものではないですし、経営者やそのときのDJは現行犯で逮捕されるのもひどい話です。でもごめんなさい、私この署名していません。なぜかというと、こんな事情があるからです。

 

風営法違反は別件?近隣苦情が主な理由かも

クラブに出入りしていた客によると、週末になると、芸能人らも多かった。ただ、店内では酔った客同士のトラブルが絶えず、店の周辺では、ゴミなどが散乱。男性客は「周辺のクラブは風営法違反などで軒並み摘発されており、この店は最後の“牙城”だった」と話した。同店が入居するビル周辺だけで、今年1~4月に少なくとも140件の110番があり、周辺住民から騒音などの苦情が寄せられていた。

(スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20130527-OHT1T00212.htm

 

警察庁によると、2012年4〜10月の間に騒音、酔客のけんかなどクラブに対する苦情が全国で361件あり、うち231件が無許可営業の店舗だった。10年と12年にはクラブの客が死亡する傷害致死や殺人事件も起きるなどトラブルは深刻化しており、同庁は「現実に被害が出ているのに規制を外すのは難しい」と法改正には否定的な見解を示している。

(ウォール・ストリート・ジャーナル)

http://jp.wsj.com/article/JJ10535032298160723411320462400441519663826.html

 

風営法で深夜営業が始まった背景は性犯罪や凶悪犯罪の対策ですが、改正の署名は「ダンスをしてはいけないのはおかしい」という趣旨のものになっています。警察も「現実に被害が出ているのに規制を外すのは難しい」といっています。もし法改正を望むなら、態度で示す必要が大事なのではないでしょうか。実際、ガサ入れが行われている店舗の多くは苦情の多いクラブではないでしょうか。苦情の無い店舗に関してもたまに摘発されていますが一斉摘発などの場合が多く、狙い撃ちされるのはトラブルの多い店舗や過去に大きな事件のあった店舗がほとんどではないでしょうか。喧嘩や騒音で逮捕するのは現行犯である必要があったりしますが、警察視点による犯罪の温床になっている出元を一斉摘発することにより数多くのトラブルを解決することが出来るため、毎回別件で摘発を行なっている、という解釈をしても間違ってはないのではと思います。

 

警察庁のコメントがヒント

上記引用の中に、警察庁の見解は「現実に被害が出ているのに規制を外すのは難しい」となっています。つまり、被害が出ない状況になれば規制が外れる可能性がありますし、楽観的解釈ですが「被害の出ていない場所は比較的安全」という見解とも受け取れます。クラブに来る客の中に、帰りに大騒ぎをして迷惑をかける人がいること、周辺の子供が怖がっていること、喧嘩や痴漢に近いナンパ行為を起こす人がいること、これら迷惑な人がいなくならない限り、問題は解決しないのではないでしょうか。付近に住んでいる人からは迷惑な存在としか思われていない現状を、法改正の前に改正する必要はないのでしょうか。大騒ぎする酔っぱらい、タバコのポイ捨てやゴミを捨てまくる人も少なくないです。「マナーが悪い犯罪者予備軍の若者の溜まり場」という評価をしている人も多くいることでしょう。クラブに通うみなさんは「クラブに来たこともないくせに知ったような事言うな」と考えるかもしれませんが、残念なことにクラブに行ったことのない人達にとって、その場所から帰ってくる客の様子が判断基準です。楽しかった帰り道ですが、決して優等生ぶって真面目に帰る必要はありません。周囲に迷惑を掛けないように気を配ることが大切です。大騒ぎしたりゴミをポイ捨てしたり、身近でできることから始めればいいのではないでしょうか。

 

厳しくなる可能性は?

風営法改正に関しては超党派の議員60名による「ダンス文化推進議員連盟」が発足されたので、もしかしたら法改正は叶うかもしれません。ただその場合、別件で摘発する項目が無くなってしまうため、代案や別の法律による摘発が行われる可能性もあります。現状で法改正に難色を示している警察が現在より取締が厳しくするという可能性、考えられなくはないです。せっかく法改正されても楽しめない空間になってしまう、という状況、今度はこの法律を変えて、という繰り返しになりかねません。

楽しい時間を過ごす居場所を守るのは簡単です。「トラブルを起こさない」「周囲に迷惑を掛けない」「帰りは静かに帰る」これを守ればいいだけです。たった3つなので簡単ですよね。大好きな居場所をつまらないことで失わないために、楽しませてくれたお店を潰さないために、ちょっとだけ我慢すればいいだけです。署名だけではなく態度で法改正をゲットしたいですね。

 

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One Response to クラブ風営法について

  1. 2013-06-09 at 01:08 うーん

    ダンスが悪いとは思わないが。深夜から朝方にかけてのクラブに
    出入りしている人間を見てると禁止止む無しと思うよ。
    騒ぐ、ゴミを捨てる、屯する、薬物汚染、駐車料金踏み倒し等
    近所の住民にとっては町を汚す以外何物でもないと思うけど

    返信

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